物語るということにいろいろ思い巡らせていると、あたしと語りとの距離が近づいたのは、親に叱られ、今はもういなくなってしまった親戚の家に逃げ込み、彼女と一緒に寝ながら様々な民話を話してもらった時だなと思った。(最近になって発見した、彼女が参考にしていたと思われる本には書き込みがあり、オリジナルの脚色がされていたことを知る)彼女のふくらみのある声につつまれて、いつの間にか、どこかの誰かになりながら寝てしまったこと。その誰かが支えてくれたその後の生活のこと。 その形をいまいるところからなぞることで気付くものがあるかもしれないなと思い物語の朗読ををはじめました。 自分もうとうとしながら薄暗い寝室で文字をなぞった、いつかの読み聞かせのように。 たまに自分の書いた詩も読みます。ある一夜の読み聞かせ、ということで一回で録ることにしています。聴きづらいところもあるかもしれませんが悪しからず。
Asagi Kimura
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